園芸療法って普通の園芸とどう違うの?
そう思われる方も多いことと思います。
考え方の一つとして、園芸には「植物が主役」「ひとが主役」という2種類に大別されます。
園芸療法は「ひとが主役」の園芸ということになります。
対象者は様々。高齢者・障害を持つ人・子育て中の方・など、植物を育てながら、植物の一生に関わりながら、心や身体の軸を取り戻すことにも力を発揮する園芸。
ひと・はなラボでは、まず最初に高齢者の介護予防・認知症予防のための園芸活動を行政とタイアップして立ち上げました。
今後、地域で高齢者の園芸活動拠点を増やそうと計画を立てています。
ご興味、ご関心がある方、地方行政の方など、是非お問合せください。
ICTの進む時代と一見逆行してみえる「土に触れるアナログな園芸活動」のチカラは
逆に今の時代に一番必要とされているのではないでしょうか。
お手伝いをさせていただけたらと思います。
2021年度より立ち上げた、地域の高齢者対象の園芸活動についてご紹介いたします。
是非ご覧ください。
2021年度より東京都豊島区に立ち上げた、地域高齢者の介護予防・認知症予防のための園芸活動。
東京都豊島区では、介護保険法による介護予防・日常生活支援総合事業として通所型サービスを設けています。
通所型サービスB事業という「住民主体で通いの場を設け、運動などの活動を行うサービス」(つながるサロン)の1つとして現在園芸活動を取り入れています。
豊島区が母体となり、高齢者総合相談センター(地域包括支援センター)と連携し、地域高齢者(要支援者/事業対象者/一般利用者)が安心して活動できる場づくりをしています。
今後豊島区内での園芸活動の場を拡げていく予定です。
春には、春菊の花が咲き、地域の方も加わり花摘み
市販のレイズドベッドのペンキ塗りも皆さんで
春は、土作りから、種まきや苗の植え付けなどで土いじり
花がら摘みも大事な仕事です。
花壇で咲く花で押し花作り。様々な作品に使われます。
夏にかけて咲く千日紅はワイヤリングをしてクラフトなどにも
梅雨に入ると花壇で作業できないけれど、ミニアレンジなども
夏になるとジャガイモ堀り
マリーゴールドの花は染色にも
秋はサツマイモ掘り
秋は収穫祭!
サツマイモの茎でリース作りも